授業「茶わんの湯」スピンオフセミナー

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「茶わんの湯」から予測する化学を考える 「茶わんの湯」から予測する化学を考える

<一般参加歓迎>授業「茶わんの湯」スピンオフセミナー
「茶わんの湯」から“予測する科学”を考える

予測するということは、一体どういうことであろうか?
我々の身近にある“予測する科学”に関する理解を深めるためのセミナーを本学全学自由研究ゼミナールの補助授業と一般公開のセミナーを兼ねて開催する。
※本セミナーは終了しました

【重要なお知らせ】参加をご希望の方へセミナーへご参加なさる場合は、セミナー開催情報および詳細をご確認の上、事前参加登録を行ってください。

セミナー目的

本セミナーは、東京大学前期課程の学生(1・2年生)を対象とした体験学習・オムニバス形式の「茶わんの湯」から最新の科学を考える(以下、授業「茶わんの湯」と記す)の補助授業として開催し、本学学生以外の参加を認め一般公開とする。

セミナー内容

授業時間内では実施できなかった重要なテーマまた、授業時間内に出題された課題考察の補助教材として、授業「茶わんの湯」を通じて重点的に取り上げるべきテーマを選択し、セミナーを開講する。

初めての取り組みとなる今回は、「茶わんの湯」の筆者寺田寅彦に関連する研究テーマであり、かつ、授業「茶わんの湯」のいくつかの講義における共通する重要なテーマ“予測する科学”を学問領域横断して取り上げる。

セミナー開催情報

セミナーへのご参加は、事前参加登録を行ってください。

セミナー番号
テーマ『タイトル』
講師/所属
開催日時
詳細

セミナー開催内容

2016A_Seminar_01
気象
『天気予報と気候予測』
講師:三浦 裕亮
東京大学 大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 大気海洋科学講座
開催日時:2016年11月15日(火)
18時から
詳細:終了
2016A_Seminar_02
地震
『地震学の現状と限界~想定外を想定しよう』
講師:ロバート・ゲラー
東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻
開催日時:2016年11月22日(火)
18時から
詳細:終了
2016A_Seminar_03
人工知能・ロボット
『人工知能の予測と予期~予測する科学と予期する工学』
講師:中島 秀之
東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 先端人工知能学教育寄付講座
開催日時:2016年11月30日(水)
18時から
詳細:終了

セミナー概要

授業「茶わんの湯」の取り組み内容は、1. 物理学者の寺田寅彦が名随筆「茶わんの湯」の中で考察された事柄を現代の科学で再度実演・考察する試みに加え、2. 寺田が取り上げることのなかった素材としての茶わんや湯(お茶)に関する講義・実演、また、3. 寺田寅彦的思考(複雑な仕組みからできるだけ単純なことを見つけ出す考察)の代表として複雑系に関する講義の実施である。

授業「茶わんの湯」の主な目的は、主に下記の2点としている。

  1. 日常茶飯事目にするような、なんの変哲も無い身近なことがらに着目し、それを科学的に思考し批判する。また、その身近なことがらを学問領域横断して異なる様々な視点から考察する。さらに、身近なことがらに付随する文化や歴史の説明も取り入れながら学習する。これらの作業の楽しさ・醍醐味をこの連載を通じて伝える。
  2. 新しい事象や法則の発見は科学への貢献のみならず、実社会問題の発見や解決と密接に関係しうることを具体的に学習する。

授業「茶わんの湯」は、すでに昨年度(平成27年度)秋冬学期にセメスター(全13回)のオムニバス形式の授業として一度開講した。今年度(平成28年度)秋冬学期においても、同様の授業を実施している。

昨年度(平成27年度)の授業「茶わんの湯」終了後の振り返りから、主に下記の2点の反省・改善点が挙がった。

  1. 各講師から出題される課題の理解を深めるための補足授業の必要性
  2. 複数の講義で共通する重要なテーマに関する授業の必要性

これらの反省点を踏まえて、よりよい授業を実施するために正規の授業とは別に不足分を不定期にセミナー形式で開講することが好ましいという結論に至った。

正規の授業では授業時間、コマ数、および講師のスケジュール調整などの要因で取り上げることが難しい内容も、このような形式で開催することで学生へ講義を通じて伝えることが可能となる。

セミナーへの出欠は正規の授業「茶わんの湯」の成績になんら影響するのもではなく、あくまでセミナーへの参加は学生の任意で行うものとしている。

第1回目の開催となる今回は、「茶わんの湯」から予測する科学を考えると題してセミナーを実施する。

授業「茶わんの湯」の幾つかの授業および、講師陣から出題された課題に共通するテーマとして“予測する科学”が挙げられる。授業「茶わんの湯」では、正規の授業では不足していると考えられる“予測する科学”に該当する分野に関するセミナーを随時開催する予定で現在計画を進めている。

これら授業「茶わんの湯」とスピンオフセミナー“予測する科学”を同時に受講することで理系・文系の学生問わず、領域横断的な科学の知識の習得と思考のトレーニングになることを期待している。また、本セミナー“予測する科学”の取り組み内容は、結果として大学生に限らず社会人や大学入学前の学生に対しても同様の効果が期待されることから一般公開とした。

参考資料

授業紹介
寺田寅彦「茶碗の湯」